印鑑一年生

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就職して県外に引越しをする事になった私に母が突然はんこはどうするつもりだと聞いてきたのは年明け早々の事だった。はんこどうするつもりだってどういう事だ?そもそも何で県外に引越しではんこ?
引越し先へ持っていく家電製品とか、そんな感じの方向に気がいってしまっている私にとって、はんこなんて頭の片隅のそのまた片隅の三分の一程にもなかった。それ位の私のはんこに関する印象は薄かった。というか印象なかった。

そんな私に母はポツリと。
「あんた、給料の振込み先とかさ口座決める時にどうするか知ってる?身分証明できるものと、はんこ。いるんだよ?」
あ、だからはんこ。納得したけど、どうするつもりも何もない。
「買ってくればいいじゃん。そこの本屋さんにあるじゃん」
歩いて2分の町の本屋さん。ペンとか売ってる所の横に確かはんこがささっててクルクルまわる奴があった。

本屋さんの件で既に母がため息をついてたけど折角途中まで話してたので全部言った。ら、もう一回ため息をつかれた。失礼な。
はんこなんて全部いっしょじゃん。
「あんたさ、口座とかに使う印鑑って長く使うもんなんだよ。別にあんたが良いならいいけどさぁ、その辺に売ってる奴じゃなくてさぁ、オーダーメイドの立派なはんこの方が良いよ」
オーダーはんこ?オーダー、オーダーかぁ。
引越ししてすぐに色々凝った作りにするのが難しいのはよく理解している。

そんな私がすぐにオーダーで作れるもの。はんこ。
本屋ではなく、もう少し遠い所にある長年続くはんこ屋さん。そこに私はオーダーする事になった。
引越し就職一年生。それと同時にはんこ一年生にもなった私だった。

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